皆さんこんばんは。
zyunkyubinです。
今回も最近読んだ本の感想を書きたいと思います。
コロナ禍で旅行に行けないこの時期に投資で上手く
海外旅行資金を増やせないかと思い、
去年末くらいから投資の本を読むようになりました。
その中の一冊です。
『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』
今回読んだのは、こちらの本。
中桐啓貴さんの『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』です。
こちらの本は、年末に最寄り駅前の本屋でみつけた本で、
タイトルに惹かれて購入しました。
去年末頃にFIREに関する本を読みまして、
そこで投資に興味を持ち始めて、その次に買った本です。
■前回読んだのFIREの本の記事
上記のFIREの本を読んだときに思ったのが、
自分ってお金について何も知らないんだな~ということ。
投資を続けて資産を築いたといっても、何故投資をすればお金が増えるのか
そもそも投資の仕組み自体分かっていない・・・。笑
投資をやってみたいな~とは思っていたのですが
自分のこれまでの経験上、
よくわからないものに手を出したら必ず失敗するのは目に見えていたので笑
投資を基礎から簡単に学びたいな~と思っていたところ、
この本を見つけて即買いました。笑
内容
お話はストーリー形式で進んでいきます。
会社勤めの30歳のサラリーマン「隆一」が、ひょんなことから「先生」と出会い
投資について学んでいく話となってます。
難しい本を読むのが嫌な自分にとってはストーリー形式なのはありがたいです。。笑
内容については、
投資とは何ぞや
、何故投資で儲かるのかといったところから
資本主義社会が生まれた経緯や、
バブルがなぜ起きるのかといった市場の仕組み等、
ズブの初心者が読むには丁度良い内容が盛り込まれていました。
私はこれまで経済については全く勉強してこなかったのですが
非常に読みやすくわかりやすい内容になっていました。
また、他にも行動ファイナンスっていう投資における人の心理面に注目した学問にも触れられていて、
投資において何故人が誤った判断を下してしまうのか、
お金が絡むと何故冷静さを失うのか、
みたいなことも書いてあって、面白かったです。
心理学部卒の私としては、これを学生時代に勉強しておけばよかったと
後悔しました。笑
結局インデックスファンドに長期投資が一番良い。
といった形で、投資の仕組みについていろいろな側面から簡単に説明してくれる内容となってました。
投資について学んだうえでどのように投資をするのが良いのか、という実践的な話も後半では記載してくれています。
いろいろと実践的なポイントが本書中でまとめられているのですが
おおざっぱにまとめると、、
インデックスファンドに一定額を定期的に長期投資が良い
と私は解釈しました。
インデックスファンドとは何ぞや
インデックスファンドって言葉は素人の私もよく聞くんですけど、何なのか。
ファンドっていうのは出資者からお金を集めて運用会社が変わりにお金を運用してくれるものです。
普段は高くて買えないGoogleとかトヨタとかの株を自分らが出したお金で運用会社が買ってくれてそれで運用してくれるのです。楽ですね。
で、運用の仕方もファンドによって変わるのですが、
大体インデックスファンドとアクティブファンドという2種類のファンドに分けられます。
インデックスファンドっていうのは日経平均株価とかS&P500とかの株価の指数と連動するようにお金を運用するファンドになります。
アクティブファンドは、指数とか関係なしにとにかく高いパフォーマンスを追求して運用していく正に言葉通りアクティブなファンドです。
これだけ見るとアクティブファンドの方が高いパフォーマンス出せそう・・と思いますが長期的にみると総じてインデックスファンドの方がリターンが多いらしく、
こちらの本でもインデックスファンドがおススメされていました。
日本の景気ってバブル崩壊後は低迷して、あまりよくないみたいなイメージありますけど(最近は回復してきたようですが・・)、
世界的にみると、景気はどんどん良くなっていっているようです。
なので、外国株の指数を元に運用するインデックスファンドに一定額投資し続ければ
長い目でみると大きなリターンとなって返ってくると。
簡単に言うとそういうお話でした。
間違ってたら誰か教えてください。笑
継続的な投資が大切
また、もう一つ大切なポイントが書かれていて、それは
一定額を定期的に投資し続けるということでした。
たいていの人は、株価が下がったとき
その不安に耐えられなくなって投資を辞めてしまう人が多いらしいです。
確かに想像にたやすいですよね。
ですが、そこでも投資し続ける。
どんなに悪かろうが、景気が良かろうが投資を続けろということです。
結局、不況っていうのは定期的に訪れるものらしく、
今後もリーマンショックやコロナパニック級の不況は必ずやってくるといわれているそうです。
ですが、これまでの歴史でそれらの不況が来た後って、大体数年かけて株価は回復し
むしろ暴落前より株価上がっている、、ってなことになってたようです。
そのため、不況なときこそ着実に買い続けてればいつか景気が上向くときに
それらが利益になってくれるということでした。
とは言え、実際株価が大暴落しているときに投資を続けるのは
せっかく稼いだお金をどぶに捨てているようで怖いですよね。
この本では、それでも投資を続けても大丈夫という根拠というか
経済が落ち目でも怖がらずに投資を続けられるマインドを育める内容が書かれているので、一読の価値はあるのではと思います。
(回し者ではありません。笑)
感想
内容が初心者向けの内容となっており、非常に分かりやすく投資を理解できたと思います。
そもそも株って何なの?ってところから株式会社が生まれた背景とか資本主義社会の
仕組みやバブルが起きる理由等、投資を行う上での基礎的な知識を得ることが出来たと感じてます。
私は、心理学部卒で学生時代はひたすら心理学実験に励み
経済の勉強はほとんどしてこなかったのですが、
この本でチャラけた経済学部生よりは経済について詳しくなった気がします笑。
あと、前回読んだFIREの本と内容的に通ずるところもあるというか
関連する話題もあったので、同じジャンルの複数の本を読むことで点と点が繋がってより知識が深まって良かったな~と思います。
この本を買った後も投資やお金に関する本を引き続き購入しており、
それらの本の感想もまた書きたいなと思っています。
上手く投資して資産を増やし、
セミリタイアして世界をバックパックするのを目指して頑張ります。笑
以上、読んでくださった皆様、ありがとうございました。